クレジットカードやカードローンの審査は、契約をするときだけに行われるものではありません。契約額や利用額に応じて定期的に途上与信が行われ、使い方や支払い能力に問題がないかチェックされているのです。もし途上与信で社内の基準に引っかかってしまうと、たとえその会社のカードを問題なく使っていたとしても、ある日突然利用停止になってしまうこともあるのです。特にダメージが大きいのが他社のカードで延滞が発生しているケースです。

長期の延滞になると事故扱いで記録が残り、しっかり支払いをこなしている会社のカードも高い確率で使用停止になります。一度停止されてしまうと長期間は解除されないか、そのまま支払いが完了すると更新できずに退会になる可能性が出てきます。利用停止になったり強制退会になると、その事実も信用情報に記録されるため、さらに与信が悪化する原因となるでしょう。そうならないためにも、支払日はしっかり守り事故を起こさないように使うことが大切です。

常に利用額が限度額いっぱいになっていたり、小さな延滞を繰り返しているようなケースも信用が悪化します。利用しているカードが多くて管理できない場合は、管理できる数までまとめるなどして減らすことが大切です。途上与信の頻度はカード会社によって異なりますが、一般的には3か月から半年程度のスパンで行われます。審査の厳しいカードはもっと頻繁に行うこともあり、いつ行うかは公開されていません。

信用情報は成績表みたいなものなので、いつみられても良い状態をキープするようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です