クレジットカードを作る時には審査が行われますが、この時与信枠という言葉を目にしたことはないでしょうか。これはどういう意味なのでしょう。元々この与信という言葉は、信用を与えるということです。クレジットカードの場合は、利用可能枠がこれに当たります。

通常ショッピング枠がいくらまで、キャッシング枠がいくらまでといった感じに、上限枠が定められています。これはその人の収入や年齢、勤続年数や住宅ローンの有無といった属性情報や、過去の取引信用情報をもとに決められています。当然、収入が少ない人の枠は小さくなりますし、その反対に収入が多い人の枠は大きくなります。大きくなればなるほど、その人の信用もまた大きくなっています。

また過去において延滞や債務整理などがあった場合は、カードが発行されないこともあります。ところでカードの場合、入会時はもちろんですが、途中でも審査が行われます。利用中に行われるこの審査のことを、途上与信と呼んでいます。その人がカードをよく利用し、延滞せずに支払いをしている場合は、途中で利用可能額が引き上げられることもあります。

またゴールドカードなどの、ステータスの高いカードを作れたりもします。その反対に、途上与信で支払い状態が悪いとか、クレジットの債務が多いような場合は、支払い能力に問題があるとみられて、利用可能額が引き下げられてしまうこともあります。クレジットカードは入会時も大事ですが、利用している最中でもチェックが入りますので、気を付けておきたいものです。

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