FXは、日本だけで行われる取引ではなく世界各国で行われる取引に違いありませんが、その取引に関するルールについてはそれぞれの国で異なった規定が存在しています。特にルールの違いとして顕著に表れているのがレバレッジに関する取り決めでしょう。日本国内のレバレッジのルールは非常に厳格で、不必要な倍率を設定して取引をするものが不利にならないように制限がされています。一昔前まではレバレッジに対する制限はゆるかったのですが、リーマンショックやITバブルの崩壊によって投資や投機で借金を抱えてしまう人が多くなったのでレバレッジに対する規制が厳しくなってしまいます。
そこで、こうした規制を回避するために海外のFX業者を利用する人が増えたのです。海外のFX業者を利用すると日本国内ではだいたい20倍前後の倍率でしか利用することが不可能なレバレッジを、数百倍という倍率で利用することができるようになります。もちろん、こうすることによって投資家や投機家が背負うリスクに関しては日本国内のそれと大差はありませんので、自己責任ではありますがレバレッジを利用して大きな収益を手にすることも夢ではないのです。ただ。
海外の業者を利用してレバレッジを使う時にはそれに伴うリスクに関しても利用前に考えておく必要があります。大きな利益を得ることが出来るということは、それに伴うリスクも享受しなくてはならないことを意味しますのでリスクヘッジを忘れないように心がけましょう。