FXは、外国為替の値上がりや値下がりを予測してその差益をえる投資方法です。株と比較して少ない投資で取引ができ、スマフォなどでもワンクリックで注文や決済ができるので人気が高い投資でもあります。このFXは、上がるか下がるかの状況判断も株のように銘柄を研究する必要もなく、その通貨の特性を知れば取引ができます。この取引のハイアンドローを決めることに勘で行ってもある程度勝つことはできても、たまたま勝ち続けた状況ではいずれ負けが増えてくることが明白です。
このFXの取引をもっと合理的に安全確実に行う手法に、ファンダメンタルやテクニカルの面をみて取引に入るというものです。まずファンダメンタルとは、その通貨の国の経済状況やその国の経済に影響を与える周辺諸国の経済状況を指針として行うもので、有名なところではアメリカの雇用統計があります。その雇用統計の数字の良しあしによって、米ドルが下がるか上がるかを予測してトレードします。場合によっては、この統計指数が発表されてからトレンドを見切って取引することも可能でこの方が確実に勝率があがります。
他方テクニカルでは平均移動、ボリンジャーバンド、RSIなどの統計上の指数を見て、いまが買い時や売り時を見極めて取引にはいるやり方です。どうちら経済の状況や為替の取引状況をみてどちらにトレンドが向かっているかを判断するので勘といったギャンブル的な要素はなく、確実に利益を積み上げていくことに徹するものと言えます。